勉強しようと思って、がんばってる人が陥りやすい3つの恐ろしい罠とその対処法
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みなさん、毎日勉強してますか?

勉強の理由は人それぞれだと思いますが、資格取得のための人もいたり、受験のための人もいたり・・・

そんな勉強している人のほぼ全員が、
『効率よく勉強をして、早く目標達成したい!』と思っているはずです。

でも、実は、そんなやる気MAXなあなたを待ち受けている恐ろしい罠があるんです。

そこで、今回は、勉強しようと思ってがんばってる人が陥りやすい恐ろしい罠とその対処法をご紹介していきます。

罠その1 勉強初期段階での落とし穴とは?

結論。

罠その1
最初はやる気MAXなので、ついつい頑張りすぎてしまい、その結果、学習が継続できなくなります。

これは、みなさんも経験があるのではないでしょうか?

例えば、TOEIC800点目指すぞ!!って目標を決めた時は、そりゃ、もう、やる気がみなぎっているので、新しい参考書とともに、初日は、何時間も勉強しても、全然苦にならず、むしろ、達成感半端なく、ますますやる気MAXになりますよね。

でも、そんなやる気も、なぜか3日ぐらいで後退し、いつのまにか勉強も辞めてしまってる。って事、よくありませんか?

この罠は、ほんとにタチが悪いです。

いや、いいんですよ、その初日の勉強量をずっと目標達成するまで続けられる自信があるならば!

しかし、大抵の人は、最初のやる気から、だんだん下降曲線になる人がほとんどです。

これは、その人の意思が弱いとか、飽きっぽいとか、そういうことではありません。人とはそういうものだと思った方がいいです。性格とか能力ではないんです。

では、どうすればいいのかというと、最初のやる気MAXの気持ちを少し抑えるようにコントロールし、学習量ではなく、毎日学習を継続する事に重きを置き、そのための無理のない計画を立てるという事です。

そして、初期段階では、その無理のない計画値から更に20%ぐらい差し引いた計画値にします。そのくらいがちょうどいいです。

例えば、毎日1時間勉強すると決めたなら、最初の2週間ぐらいは、45分ぐらいの勉強時間にし、2週間毎日勉強ができたら、その次からは1時間にするとかという方法です。

食事も腹八分が健康にいいっていうじゃないですか。最初から、全力疾走では、そりゃあ、続かないです。

というわけで、勉強の初期段階では、まずは、勉強の習慣化を第一目標とし、それが達成できたら、徐々に勉強量を増やしていく。そのために、最初の勉強量は少し抑えるようにコントロールする事。

これを罠その1の対処法として実践してみてください。

ほんとに、この罠には気をつけてくださいね。私も何度もこの罠に陥りました。そして、勉強が続かない自分に自己嫌悪になったりしましたから。でも、この方法で、三日坊主になることはなくなりました!!

罠その2 関連記憶法は万人に有効な記憶法なのか?

結論。

罠その2
関連記憶法は、自分に合っている人と合っていない人がいることを認識する事。そして、自分に合った関連度合いを把握してください。

この関連記憶法とは、巷で言われている、語呂合わせのように関連させて記憶する方法のことではありません。

ここで言っている関連記憶法とは、例えば、英単語を覚える時、『高い』を英語で『high』だと覚える時に、反対語の『low』をついでに覚えたり、『高い』と同意語の『expensive』を同時に覚えたりするように、最初に覚える事から、更に色々関連づけて覚える方法の事です。

私が学生時代、よく学校の先生に、『せっかくなんで、一緒に覚えましょう』と言われてましたが、私は、逆に頭の中が混乱して覚えられませんでした。

そして、私は頭が悪いんだと自己嫌悪に落ちて、勉強への気力も無くなってました。

これも、一度に覚えられないのは別にその人の頭が悪いわけではなく、単純にその記憶法が合ってる人と合っていな人がいるだけの事です。

ただ、勘違いしないで欲しいのですが、この記憶法が合っていない人でも、まったくこの記憶法が役に立たないという事ではないのです。役には立ちます!

じゃあ、どうすればいいのかというと、自分に合った関連度合いを把握するのです。

例えば、先ほど例に挙げた、『高い』を英語で、『high』だと覚える時に、関連を『low』と『expensive』の3段階までの関連度合いから、『low』までの2段階までにします。そして、この2段階で覚えることが苦にならないのであれば、そこが自分に合った関連度合いの段階です。

もちろん、3段階まで苦もなく覚えられる人は、そのままでいいですし、更に4段階まで関連させられる人は、4段階までいきましょう。

要は、この関連させる段階が自分はどの段階までが得意なのかを把握することが重要なのです。

私は、2段階派だったので、上記の例だと、『low』までを覚えて、それがきっちりと記憶として定着してから、関連度を増やしていきました。

そうすると、一度に3段階まで関連させるより、よっぽと覚えやすかったです。

というわけで、罠その2の対処法として、みなさんも自分に合った関連度合いを見つけてくださいね。

そして、その関連度合いは、決して、頭の良さや悪さに関係する訳ではなく、単純に記憶法が合ってるか合っていないかだけですからね。

罠その3 反復練習の回数は適切ですか?

結論

罠その3
反復練習の回数が、2,3回は少なすぎです。そして、そこで勉強を止めるのが一番勿体無いです。

例えば、英単語を覚える時、単語帳を一冊買って、覚えたりしますよね。しかも、1回だけではなく、最後のページまで終わったら、また最初の1ページ目から覚え直して、3回転ぐらいはやりますよね。

その結果、皆さんは、どれぐらい記憶できますか?90%ぐらい記憶してますか?

たぶん、半分ぐらいしか覚えていない人が大半なのではないでしょうか?

そして、その結果、多くの人が、
『3回も勉強したのに、半分も覚えていない。私は頭が悪い』
と自己嫌悪に陥って、やる気喪失になります。

でも、そもそも、この考え方が間違いなんです!!これが罠です!

そもそも3回ぐらいの勉強量では記憶も半分ぐらいが普通なんです。これが、人間の記憶力です。

逆に、2回や1回で覚えられる人は特別な人なんです。

確かに、3回転するにはかなり勉強に時間がかかってるはずです。それなのに半分しか覚えていないとガックリくるのはわかります。でもでも、違います。実はここからなんです。ここで諦めたら、今までの苦労が水の泡なんです!!

どういうことかというと、ここから、指数関数的に記憶のスピードが上がるんです。

例えば、1回目が3ヶ月かかって、2回目が2ヶ月かかって、3回目が20日間かかって、4回目が10日間で、5回目が5日間でと、どんどん、覚える時間が短くなるんです。当然、回数を増やせば増やすほど記憶の定着率は上がります。

つまり、記憶にかける時間的コストが劇的に低くなるということです。

せっかく、時間的コストが低くなってる途中の3回目で止めるのはもったいないんですね。

というわけで、罠その3の対処法として、反復練習3回程度で記憶できると思うのは、もうやめましょう。まずは、10回ぐらいを目標にしてください。そして、反復練習10回するには10倍の時間が掛かるわけではないという事も覚えておきましょう。

以上が、勉強しようと思ってがんばってる人が陥りやすい3つの恐ろしい罠と対処法でした。

みなさん、前向きに、勉強を続けて、ぜひ目標を達成していきましょうね!!

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