
こんにちは!【Prime English】をスルメのように『かみかみ』して深く理解し、英語学習の基礎にしようと奮闘中の、超弩級英語初心者マスターのチェリーです。
今回は、Skit01に出てくる【The U.S.】は、なぜ【the】が必要かを掘り下げてみました。
目次
【The U.S.】は、なぜ【the】が必要?
最初に、結論。
これだけだと、よくわからないと思うので、もう1つルールをお伝えします。
上記のルールを踏まえると、【The U.S.】は『いくつかの州が集まって1つになったもの』=『特定の集団』なので、【the】が付くのです。
この【The + 複数形】の他の例は以下になります。
THE ALFEE→アルフィー
The Kennedys→ケネディ家の人々
The United Arab Emirates→UAE(アラブ首長国連邦)
いかがでしょうか?すべて『特定の集団』ですよね。これで、なぜバンド名に【the】がつくのか理解できましたね。
では、今度は、【The + 複数形】ではなく、【単なる複数形】はどのような使い方になるでしょうか?
単なる【複数形】はどのような使い方になる?
結論。
これは、どう意味かと言うと、【The + 複数形】は、『特定の集団』で、ある枠組みの中でしたが、【単なる複数形】はそれよりも更に広い枠組みとなるという事です。
具体的には以下の例文を参考にしてください。
I like books→私は本が好きです.(本ならなんでも好き)
では、ここからは、更に、スルメのように『かみかみ』して掘り下げますよー。
【the】と【a】の違いは?
結論。
【a】は『みんなで特定できないもの』『会話の中では1回目でよく使われる』
この『会話の中では1回目でよく使われる』や『会話の中では2回目でよく使われる』とはどういう事かというと、
B君『その本は私が貸した本のこと?』
A君【It's the book】『その本です』
最初に、A君が、【I read a book】『本を読んだよ』と言ってますが、その時は、B君はどの本かわからない。つまり、みんなで特定できていないので、【a book】となってます。
逆に、A君が【It's the book】『その本です』と言った時は、B君もA君もどの本かわかっている。つまり、みんなで特定できているので、【the book】となってます。
ではでは、ここまで、『特定できるもの』は【the】が付くと理解しているかと思いますが、【sun】【moon】などは【the】が付くでしょうか?
【sun】【moon】などは【the】が付く?付かない?
結論。
→『特定できるもの』で、しかも、『1つしかないもの』だからです
この『1つしかないもの』は、他にも、【world】【earth】などがあります。
では、似たようなもので、【America】【Tokyo】【London】などは【the】が付くでしょうか?
【America】【Tokyo】【London】などは【the】が付くか?
結論。
→『固有名詞』は【the】が付きません
ここまで、理解できれば、なぜ、【America】には【the】が付かないけど、【The U.S.】は【the】が付くのかが、完全理解できますよね!!
実は、今回言いたかったのはこれだったんです。いやー、道のりが長かった(笑)
次が最後です。
『固有名詞』以外に冠詞がつかない時は、どのような時?
結論。
『食事』→dinner breakfast
以上が、【The U.S.】の【the】について掘り下げてみた結果でした。
あと、興味のある方は、私の1年間続けた【Prime English】の学習法も参考にしてみてくださいね。
みなさんもぜひ、【Prime English】をスルメのように『かみかみ』して、英語を楽しんでみてください。では!