
こんにちは!【Prime English】をスルメのように『かみかみ』して深く理解し、英語学習の基礎にしようと奮闘中の、超弩級英語初心者マスターのチェリーです。
今回は、Skit12に出てくる【I don't think I can 〜】の意味を掘り下げてみます。
【I don't think I can 〜】の意味は?
最初に、結論。
私は成功出来ないと思う
まずは、例文を確認します。
I don't think I can succeed.を直訳すると、『私は成功出来るとは思わない』となり、そこから、『私は成功出来ないと思う』という日本語になってます。
ここまでは、大丈夫だと思います。
では、逆に、日本語で『私は成功出来ないと思う』を英語にする場合、みなさんは、どういう英文にしますか?
『私は成功出来ないと思う』を英語にすると?
結論。
『I don't think I can succeed.』になります。
いかがでしょうか?
いやいや、日本語が『出来ないと思う』なんだから、英語にする場合は、『I think I can’t succeed.』じゃないの?って思いませんでしたか?
そう思いますよねー。私も最初はそう思いました。
でも、英語の世界では、『I think I can’t succeed.』は違和感があるらしく、『I don't think I can succeed.』の方がしっくりくるそうです。
なぜ違和感があるかというと、英語の世界では最初に否定語をもってきたいので、後から否定がある『I think I can’t succeed.』は違和感があるのです。
実は、日本語でも同じことが言えます。
例えば、『私は成功出来ないと思う』と『私は成功出来ないと思う』だと、『出来ない』という否定語が先に来てるのは、『私は成功出来ないと思う』の方ですよね。
そして、『私は成功出来ないと思う』はなんだか回りくどい感じがしますが、『私は成功出来ないと思う』の方がスッキリした感じがしますよね。
日本語も先に否定語がある方が違和感がないということです。
ですので、今回の場合は、否定語先にある『I don't think I can succeed.』の方がいいんです。
次は、ちょっとおまけで、【Prime English】の中で、【I don't think I can 〜】の後にある【make it to】についてです。
【make it to】の『to』は必要か?
結論。
→『間に合う』の場合は、【make it】
→『〜に間に合う』の場合は、【make it to 〜】
つまり、単なる『間に合う』だけであれば、【to】はいらないのですが、『〜に』と『間に合う』対象が必要な場合は、【to】が必要なんですね。
ちなみに、なぜ、【make】が『間に合う』という意味になるのでしょうか?
これは、【make】の意味が『作る』だけで覚えてる人は、なかなかイメージができないかもしれませんね。
【make】のコアのイメージは、『思った通りの状況を形にする』です。
ですので、『間に合う』も『間に合うような状況の形にする』がコアのイメージです。【make】の意味は、これ以外にももっとたくさんありますので、このコアのイメージを持っていることは他の意味を覚えていくのに役立つはずです。
以上が、【I don't think I can 〜】の意味を掘り下げてみた結果でした。
みなさんもぜひ、【Prime English】をスルメのように『かみかみ』して、英語を楽しんでみてください。では!