
こんにちは!【Prime English】をスルメのように『かみかみ』して深く理解し、英語学習の基礎にしようと奮闘中の、超弩級英語初心者マスターのチェリーです。
今回は、Skit02に出てくる【anything】とそれに関連する【something】との違いを掘り下げてみます。
目次
【anything】と【something】の違いは?
早速結論。
【anything】は、疑問文、否定文、条件節。【something】は肯定文で使用する
何か食べたいものありますか?
今日は何も食べていない。
何か甘いものが食べたい。
これが、基本のルール1です。何だか、むかーし、中学生の頃、聞いたことがあるような感じがしませんか?
で、これで終われば、誰も、【anything】と【something】の違いで苦労することはないはずですが、そう簡単には、終わらないんですよね。
たぶん、次の有名な例文で、みんな、訳が分からなくなります。では、いきますよー。
Would you like something to drink?は疑問文なのに、なぜ【something】が使われてるの?
結論。
『相手の返事がyesを予想できる時』や『yesと答えて欲しい時』は、疑問文でも【something】を使う
『相手の返事がyesかnoか予想不可の時』は、【anything】を使う
何か飲み物はいかがですか?
この例文は、曲者ですよ!
だって、基本ルール1だと疑問文なんだから、【anything】 だと思いますよね。でも、更に、基本ルール2があって、そのルールに当てはめると、今回は、【anything】ではなく、【something】になります。
もう少し、この例文4を深掘りすると、
実は、この例文は、お店(喫茶店等)で、店員さんがお客様に、『何か飲み物はいかがですか?』を聞いているシチュエーションで、一般的に、そんなお店に入って、何も飲まないって選択肢は少ないですよね。つまり、『相手の返事が何かを飲むと予想できる』つまり、『相手の返事がyesを予想できる時』なので、【something】となります。
もちろん、シチュエーションによっては、基本ルール3に該当して、
【Would you like anything to drink?】になる場合も当然あります。
あー、ややこしい。
ではでは、以上のルールを踏まえて、更に迷ってしまう例文をご紹介します。
スルメのように『かみかみ』していきますよー。
You can do anythingは肯定文なのに、なぜ【anything】を使っているのか?
『限定なし、広い範囲』の時は【anything】を使う
『何かをぼんやりと限定』の時は【something】を使う
何でも出来るよ。
いかがでしょう?今回は、肯定文なのに、【anything】が使われてますね。これは、基本ルール4が適用されているからです。
もし、話し手が、『何かをぼんやりと限定』の気持ちで話をしているなら、この例文は、【something】でも間違いではありません。
つまり、話し手の気持ちやシチュエーションによって、【anything】や【something】に変わります。
あなたなら、なーーーんでも出来るよ。って感じなら、【anything】がピッタリですし、そこまで思っていないときは、【something】がピッタリです。
ちなみに、【Prime English】のSkit02で使われている【anything】は肯定文ですので、何でもっていうニュアンスが含まれているということです。
ここまで、勉強してきて、なんかいろいろ基本ルールがあるけど、結局どう使い分けすればいいの?って思いませんか?そこで、私が出した結論は次になります。
結局、【anything】と【something】は、どうやって使い分けるんですか?
結論。
いろいろ、考えた結果、これが私の最終結論です。スパッと分けられないから、迷うんですよね、【anything】と【something】は。ただ、今回、なるべく整理してお伝えしたつもりです。
最後に、【anything】と【something】の意味は以下になります。
【something】の意味は『何か』
【anything】の意味には、何でもというような広い範囲が含まれてますよね。このあたりが、基本ルール4につながります。
以上が、【anything】と【something】の違いを掘り下げてみたPart1の結果です。
みなさんもぜひ、【Prime English】をスルメのように『かみかみ』して、英語を楽しんでみてください。では!